中山集落座談会

先日、中山集落座談会にワークショップのアドバイザーとして
お邪魔してきました。
中山集落は、かつて100戸以上あった大集落だったそうで
由緒ある神社や言い伝えなどたくさんありました。
集落が背にしている山の上からは、猪苗代湖が目の高さに見えるそうです。
集落でわらび園を管理し、きのこの菌うち体験なども実施しています。
雪月火という、雪原にペットボトルを切った灯籠にろうそくを灯すイベントも
有名です。毎年2000ー3000人来るそうです。
中心のメンバーは若手3名。
馬力のある方々でした。
私からの提案として、きのこオーナー制を話させていただきました。
皆さんのやる気スイッチが少し入ったかなと思います。
ともあれ、人不足はこの集落でも顕著。
誰が仕事を辞めるか?というブラックジョークも出るほど。

儲かる仕組みが上手にできたら良いと心から実感しています。

そこで農業の話しも出ました。
高齢化で田んぼを辞める人が絶えず、今は5人だけになったそうです。
話していた方は、20年間農地組合の理事長をしている80歳の方でした。
田んぼをしない=農業を辞めてしまうという図式に?でした。
田んぼをしなくても、農業はできます。自然とともに歩み、生業にしていけば
それが農業。
肥料屋さんと農機具メーカーが儲かる今の農政はどこかバランスが悪い。
お金を掛けないと農業ができない状態が今です。

何かしないと、本当に町が亡くなってしまう、そう感じた座談会でした。


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