お米の出荷が始まります

一年の計は新米にあり。
収穫が始まるといつもそう感じます。
それくらいワクワクします。

ただ、いつも気にかかっていることがあります。
実はお米を売るにはいろいろと面倒なことです。
たとえば、ひとめぼれというお米はひとめぼれであるという検査を受けないと
ひとめぼれとして販売できないのです。

お米の流れは、例えばこうです。
まず、肥料屋さんでひとめぼれ種を買います。
それを蒔いて、育てて収穫していよいよ販売できます。
しかし、ひとめぼれとしては販売できないのです。
検査を受けて初めて、平成25年の福島県産のひとめぼれとして
販売できるのです。もちろん検査には手数料がかかりますし
検査用の袋も高いです。
ひとめぼれの種を買って蒔いて育てているのにまた検査を受けて
ひとめぼれとして販売しないといけない。しかもお金を支払って。
ひとめぼれの種を買っているのだからひとめぼれに違いないし
今年収穫しているのだから今年の米だし
ここで収穫しているのだから下郷産だし。

どこかへん。

人を信用していない。
どこかでお金を巻き上げようとしている。
だれかがそうしている。
そういう流れを作っている。(これが事業というのだろうか)

だから、そういう流れをどこかで断ち切りたいな、と思う今日この頃です。

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