キャプテン

学生のころ、入っていたサークルでは幹部が変わると
キャプテンや副キャプテンなどの役職が決まる。
僕はキャプテンに立候補したけども全員一致で賛成したので
怖くなって止めた。まあもともと誰がキャプテンかは決まって
いたのだけれども。ぼくは合宿係になった。夏合宿がメインの
仕事だ。場所を選定し、日程を考え、交通手段を検討する。
それをキャプテンに打診し、OBOG方にお伺いをたてる。
というのが合宿係の仕事である。当時合宿係は4名ほどいて
ぼくはサブのサブ。サブリーダー。しかもリーダーはしっかりして
いたのでぼくは全く無関心。合宿中もほとんど仕事をせず、
先輩と麻雀をしていたほど。合宿係の皆に怒られましたが。
キャプテンは目標である全日本優勝に向けて作戦を考え実行する。
仕事に集中できる環境を作っていたように感じる。
最近大会を運営するようになって感じることは、この合宿係の
仕事をキャプテンがやっていることだ。いわゆる雑務である。
誰が参加して、交通手段はどうかなどはキャプテンが知ったことではない。
むしろ合宿に参加しないってどういうことだ!と当時の僕たちの
キャプテンは怒っていたことだろう。そして試合には出れない。
先輩に対しても同様だった。練習に遅刻したり、無断欠席した先輩でも
容赦なく練習試合に出さなかったし、罰則(ペッパー)もやった。
今の、少なくてもぼくが知っている大学のキャプテンの仕事は
ぼくがやっていない合宿係の仕事であり、本来のキャプテンの仕事ではない。
マネージャーがやるべき仕事である。マネージャーがいなかったら誰か
他の人が役職つけてやるべきだ。そうでないと、もったいない。
おそらく社会に出てもそうだろう。役職、つまりは仕事をつけてそれを果たす。
それがチームに対して貢献することに繋がる。学生時代にこそ、こういった
地道なことを積み上げていって欲しい。

合宿係すらしていないぼくが言うのもなんですが。。。

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