戸赤集落座談会

2月13日に下郷町の戸赤集落で開催された
南会津地方着地型観光受入体制整備事業座談会に
弊社イベント『ぷち農』の説明とワークショップの
アドバイザーとして参加してきました。
戸赤集落は、山桜の名所で毎年たくさんの観光客が
訪れる隠れた名所です。廃校になった分校を村が借り受け
戸赤自然体験あそびの学校やまざくらを運営してます。

http://www.t-yamazakura.com/

ここは宿泊もでき、食事は村のお母さんが作ってくれる
素敵な宿です。

今回、たくさんの話しを聞くことができました。
山桜が残った理由、紅梅御前の悲話。

戸赤集落に山桜が残った理由は二つあったそうです。
明治時代から、山桜を切った者は、記名して村に罰金を支払う
決まりを作ったため、村人は切らなくなった。
また、生計を立てるため、ゼンマイを柔らかく揉む作業を外でしていたため
それが監視の役目を担った。
山向こうの集落の山桜は全滅だそうです。
それが今、170株200本以上の山桜の保全に繋がっている。
歴史を感じました。

紅梅御前とは、宇治川の乱(平治の乱)に敗れ落ち延びてきた後白河天皇の第二皇子高倉以仁親王の側室紅梅御前宮は、王を慕いこの地まで追いかけて来ましたが一足違いで王には会えず、悲しみの余り病に伏しこの世を去ったと言い伝えられています。悲運の姫君を偲んで地元の人が祠を建てました。子授、安産など善男、善女の願いをかなえ、ひそかな聖地として今もなお口伝えに信仰を集めております。

(HPやまざくらより)

こちらも歴史を感じます。

現在、戸赤集落は限界集落。最高齢99歳を筆頭に35%が65歳以上。一番若い働き手は47歳。最年少は高校2年生。

今回が未来への一歩となりますように。

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