農業と工業

朝食のとき、ぼんやり食卓に並べられている食べ物たちを見ていた。

うちはまだ自宅で取れた野菜などを調理しているから多い方だけれども
食パンや醤油、味噌なんかも自宅で作ってない。
毎日、父親が絞っている果物ジュースも原材料はこのあたりも果物だけれども
絞る機械は工業製品。

農業と工業。
ずっと前から農業は工業化しないと経営として成り立たないと思っていた。
工業は顔の見えない産業だと感じていた。

でも、大地を守る会やオイシックスなどシステムを構築してビジネスとして
成り立っている素晴らしい方々もいる。
見習わなくてはいけない。

産業としてなりたっていくには、利益がなくてはいけない。
奇跡のリンゴは1個1000円とも10000円ともするらしいが
普段の食べ物ではそうそう買える品物ではない。

毎日食べる安心なもの。
それを供給できる範囲があり、それを昔の人は唱えていたのだろう。
今はその範囲が工業によって広がっている。

インターネットがもたらした恩恵は農業をも変えてくれる。
こうして想いを伝えられるのも、インターネットのおかげだ。

農業と工業。
ずっと前は相容れないものと思っていたけれども、今は違う。
農業と工業の根底にあるもの、それは継続だ。

日々の積み重ねがやはり大切なのだ。

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