学生時代の想いで

彼の誕生日で思い出した。

ぼくの1個下には二人の天才がいた。
一人は誰もが認める最初っからの天才。
もう一人は努力で開花した天才。
ぼくはその二人の天才のお陰で
より楽しいアルテ生活を送ることができた。
(もちろん、二人だけのお陰ではない)

遅咲きの天才君は、最初はまったくだった。
始めたのも遅かったが、テンポが遅く、スローも
定まらなかった。けれども、なぜかぼくは彼を
いじった。わざと速いテンポで合わせた。
『とかちゃん、はやいよー』
いつも言っていた。
あるとき、そのタイミングでパスが来た。
驚いた。
気持ちよかった。
あのタイミングでパスを出せる人は
見たことがない。

それを思い出した。

スウェーデンでの世界大会で二人の天才と
一緒にホーミーをさせてもらった。
点を取ったかどうかは覚えていないが
(そういうことはぼくはあまりきにしない)
楽しいホーミーだった。

それも思い出した。

ぼくのアルテ人生は楽しいことが多かったが
彼ら二人の天才と一緒にアルテが出来たことは
より華やかなものとなった。
感謝している。

いつか、40過ぎのおっさんホーミーを
トウホクリーグで披露したいなあ。

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