景気回復か

越谷市のレイクタウンに正月休みに行ってきた。
たいへんな賑わいだった。
景気が悪いなんてうそみたいだ。
でも僕らが学生のころ、つまりはバブル景気まっただ中の頃
Tシャツ1枚1万円していた。
スーツなんて10万円だ、20万円だった。
そんな洋服がばんばん売れていた。
学生すらも、こぞって買っていた。
大学時代の同級生は、ハンチングワールドのバッグを
持っていた。当時の僕はハンチングワールドなんて知らず
ひどい絵柄のバッグだなあとしか思っていなかった。

今、Tシャツは1,000円で買える。十分な性能をもった
おしゃれなTシャツが。
スーツだって結構仕立ての良いスーツが5万円程度で買える。

物価が安いのだ。
10%の利益だって物価が高ければ残るはずだが
物価が安いから厳しいのだ。

1万円×10%=1,000円
1,000円×10%=100円

薄利多売も良いとこだ。
だから力のある会社だけが生き残る。
だから力が集中する。
集中するから力を増す。

840円の眼鏡ケースを買いながら、そう感じた。


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