素早さ。

昨日も書いたが、技術は大事な要素。
しかし、それ以上に大事なことは素早さである。

スロー練習を見ていると、投げるときにいろいろ考えながら
投げている人がいる。
ワッグルする人もいる。

でも、試合中はそんな時間はない。

試合中に起こるミスの大半は、焦って投げていることに
起因するとぼくは考えている。
ゆっくり考えたらミスるはずもないのに、焦って投げたために
ミスになってしまっているのだ。

もちろん本人は焦っていると思っていない。
ただの、”凡ミス”とも思っている。
これが大きな勘違いなのである。

”凡ミス”というのは本来存在しないと思っている。
もしそれが練習中に起こったミスならば、技術がないこと。
試合中に起こったことならば、焦りに起因する。

では、なぜ焦るのか?
それは、スピードが違うからである。

まず、ディスクを持ったら10秒以内で投げなくてはならないという
プレッシャーがある。
走って取るので心拍数も上がっている。
ディフェンスがいるので物理的な障害がある。
味方にはディフェンスがついている。
そして、ミスりたくない。
風が吹いていたら尚更だ。

これだけの要素があるのだ。
これだけのことを頭は処理しているだ。
よっぽどの処理能力がないとミスは起こる。

その処理能力を高めることが、練習なのだ。

素早さを高める練習。

一度検討して欲しい。

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