森の生活

ソローが書いた名著、森の生活を読んでいる。
大学生の時に先輩に勧められて購入したっきり
分厚い存在にずっと負けていた。
あるとき、ちょっとずつ読めば、いいんじゃないか。
中学生だって朝の読書の時間は10分だけど
結構読み進むと聞いている。だから俺も10分読もうと
4月に決意し、現在も継続中だ。
内容は、さまざまだが、一番印象に残っているのは
収支のくだり。
農業をして、馬を飼って、広い面積を耕して売上をのばす。
一見悪いとではないけれども、ソローはこう書いている。
馬の世話にかかる時間と労力を考えたら、収支は悪い。
自分が、稼げるだけのほうが収益は良い。
自分の時間が馬にとらわれるほうが、不幸であると。

今、たんぼの草取りをしていて本当にそう思う。
草をなくす除草剤は米の価値をあげるのには尽力していない。
むしろ、農薬を使うわけだし、実際にお金もかかるし。
除草剤を使わないと、お金も出ないし、価値もあがる。
自分の労力がお金が出るのを減らして、入るお金も増やしているのだ。
ただ、労力には限界がある。それが、作付けする限界だと思う。
1反で手だけでは6時間くらいかかる。1反で1日。
6時間田んぼにいるとそうとう体力を消耗する。
体力勝負だ。
だから50歳までに、それを確立したいと考えている。
全部、無農薬でお米を栽培する。
たぶん、そうなったらフリスビーはできないかなあ。

あ、サーフィンしよう。

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