うまがんべぇH26年2月合序文より

あと1ヶ月であの日から3年になります。私たちにはどんな変化があったでしょうか?以前立ち上げの手伝いをさせていただきました下郷町白岩地区の100万年ウォークがついに商品化になります!詳しい情報はまだですが、大手の旅行会社でパックを組んで販売していくそうです。嬉しいですね。福島が少しでも元のように、いやもっと楽しいところだと発信していけることを願っています。その一助になれたことが非常に嬉しいです。
 本日1/31の朝刊にH26年度の福島県米農家所得試算(補助金込み)が載っていました。郡山や白河などの中通りのコシヒカリを作付けした場合での試算です。主食用だと10a(1000m2)あたり97,591円、話題になっている飼料用だと専用の米をつかって117,000円、普通の米だと90,000円。加工用も単年契約だと92,413円、3年契約だと104,413円。減反政策の終了を示しながらの政策かと思われます。ただ、所得と言っても税制上の所得ではなく売上ですので10aあたり10万円弱の売上では食べていけません。木村秋則さんの『奇跡のリンゴ』にも福岡正信さんの『わら一本の革命』にもありましたが、農薬や肥料を使わないと身体にも地球にも優しいし、経費が係らないから懐にもやさしいんだと。ただ、これまでできなかった原因は大変な草取り作業と病気と虫との闘いがあるからです。明けても暮れても田んぼにいた反省から除草剤などの農薬が歓迎された経緯がありますので生半可なことではないと覚悟はしていますが大きな不安もあります。会社を経営する上で経費削減は必須です。その点でも農薬や肥料を使わない自然農法への転換が求められているとも思っています。ただ、あれやこれやの手でうまいことひっぱられるかもしれないとも思います。ですから根本を忘れてしまわないようにしなければなりません。美味しく安全安心なお米を作ることに神経を注いでいく農家がもっと増えたら良いなと思う今日この頃です。
 『奇跡のリンゴ』を生み出した木村秋則さんの取り組むきっかけは、
奥さんの農薬過敏だそうです。つまり家族愛です。愛は家族を、そして
地球を救うですね。私たちはその取り組みができる場所にいます。

今後も”愛”を忘れず、日々取り組んでいきます。(とか)

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