キャッチを強くする

僕がまだ下郷町の教育委員だった頃。
同じ教育委員だった方の話を今でも覚えている。
100m競争の時に、最後までテープを切るまで走りきらせるのは簡単だ。同じような速さの人同士で走らせれば良い。って。
これは大概のことについて成り立つのではないか。
一生懸命勉強しなさいって言ってもピンとこない子供には一生懸命勉強する理由がないのだ。一生懸命勉強しないと落ちこぼれるとか目標持ってとか言っているけれどもそれは魅力的なもんじゃない。誰かに負けたくないって思うことが一番のモチベーションなのだ。それもずっと友達だったやつじゃない。ふとした時に友達になった同じくらいの学力をもったやつに負けたくないって思った時がスタートなんだ。

だから、キャッチを強くしようと思ったら同じことをすればいい。
走ってきたら投げてしまえばいい。
敵がいようといまいと、むしろいた方がいいけれども。
どんどん投げてしまえばいい。
それはきっと体の奥で感じるんだ。
絶対に取るって。
気をつけなければいけないことは、明らかに負ける場合は決して投げてはいけない。負けるって決まっているから。

練習ってそういうことをする絶好のチャンスだと思う。
それを許す、もしくは認めることができたチームは絶対に強くなる。

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