声がけ

木村秋則さんの奇跡のリンゴを読む。
最後の方に、奇跡のリンゴがなり
うまくいきつつあるとき、枯れてしまったリンゴの木がありました。
隣の境で、リンゴの木に声がけを
見られるのを恥ずかしがったため
声がけをしなかったリンゴの木です。
声がけをしなかったから、枯れたのではないかもしれませんが
大切なことを読みとることができます。
私は、声がけは見ていることの
現れだと感じました。
見ているは、観ていると表現した
ほうが正しいのかもしれません。
観察している。
実は、見ていると思っていても
観ているわけではないと。
だから、声がけで観ているか
どうかもわかるのでしょう。
枯れかかっている木に向かって
何で実をつけないんだって声がけを
しても仕方がないはずです。
だって、リンゴの木は実をつけたがっているんですから。
ただ今はまだなんです、って。

声がけひとつで変わるわけではないと思いますが、声がけだけでも変わるように、なりたい。

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