地区選抜大会に監督として参加してきて感じたこと

11月14−15日に千葉県長生郡の生命の森リゾートで開催された2015 U-23地区選抜対抗戦に北海道東北地区選抜の監督(オープン、ミックス両部門)として参加してきました。

http://www.jfda.or.jp/2015/09/22/2015-u-23areaselected/

結果は全敗。予想通りでしたが、得るものが大きかった大会でした。
まず地域柄、練習会や選抜は無く、ぶっつけ本番の大会。個人個人の力量に任せたスタートでした。
試合をするとすぐにどこかおかしいことに気がつきました。

基本がない。

もしかしたら僕の基本かもしれませんが、その基本がないことに気がついたのです。

基本とは、

1、広いスペースを使う
2、ディフェンスを反対に動く

の2つ。

選抜対抗戦なので東北リーグみたいに簡単にディフェンスを振り切れるわけではないのでハンドラーがなかなかパスをもらえない。もらえてもビハインドのように良いポジションではないのでディープやミドルにパスが出せないから、ずるずるとスタックが長くなってしまうという悪循環。

僕が指示したのはハンドラーの先投げ。
これがうまくいきました。
前の週に開催した東北クリニックで2vs2の練習をしていたことも後押ししてくれました。

ミスは必ず起こります。しかし、それが基本に忠実な正しいことであればきっと成功の確率が上がります。一方、ミスをしないよう小手先だけの動きには限界があります。それが今回の大会で見えたことです。

正しいこと。
それを忠実に。

正しいことは何なのか?

それはきっと時間をかけて感覚を磨いていくことでしか見つけられないことなのです。
その感覚は自分自身でしか磨くことはできない。

では、指導者の仕事は何か?
それは、気持ちの変化をきちんと捉えて背中を押してあげることだと思います。
気持ちの変化に気づくためには、常に観察しておく必要があります。

観察する目。
公文式学習の創始者、公文公さんが指導する際に一番大切にすべき事項としてあげておられました。

アルティメットと公文。
つながりました。

人生は必ず繋がっている。

今回の大会では私も成長できました。

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